丸ヨ片野製鞄所 Tokyo Japan

ABOUT
丸ヨ片野製鞄所について

丸ヨ片野製鞄所の原点とは?

丸ヨ片野製鞄所では、長く革と向き合い、扱ってきました。
学生カバンのメーカーとして出発した丸ヨ片野の原点は、
確かな製品づくりです。
毎日、重い教科書を運び、体と心の成長を使い手と共有する鞄。

今日のものづくりに満足しない人たちの想いがあふれています。
そして今、丸ヨ片野製鞄所は確かな技術と日常の中に
「遊び」や「ゆとり」をとり入れた「もの」を使う方と一緒に、
作り続けたいと考えています。

革はつねに近くにありました。
革は一枚一枚全て表情が違います。
人間の指紋と同じで、一つとして同じものはない。

そこに生きていた証があり、なめしの水の流れがあり、
作り手のいきづかいが聞こえてくるのです。

それは、地球を宇宙から見た世界の類比ではないでしょうか。
革そのものを素材として、
向き合ってみると色々な意味を持っています。

肌と肌、皮膚、触れたいという欲望。
そこに自分がどう関わるか。

革の声を聞き、一枚一枚が持つリズムをどう引き出せるか。
これはものづくりの原点ではないでしょうか。
触れることで、革に魅了され引き込まれてゆくのです。

片野一徳